関税改正の流れについて。

関税改正の流れについて

 

本日のテーマ

「関税改正の流れ」を知る。

 

受付先
  • 国内関係者(国内に所在する外国利害関係者を含む)からの関税改正の要望については、要望事項を所管する省庁宛。
  • 外国政府からの関税改正の要望については外務省において受け付けており、外務省において受け付けられた外国政府からの要望については、要望事項を所管する省庁へ伝達される(外国政府から直接要望事項を所管する省庁に対して要望することも可能)。

 

改正要望までの流れ

1.毎年8月末まで

  • 要望事項を所管する省庁は、国内関係者等及び外国政府からの要望について、その適否について検討し、適当と考えられるものについては、財務省に対し関税改正の要望を行う。

2.9月~

  • 財務省では、関係省庁と関税改正要望のあった事項について協議等を行い、改正の是非について検討。
  • 関税改正について、関税・外国為替等審議会において審議される。

3.12月頃

  • 翌年度の関税改正について答申等が行われる。
  • 財務省は、関税・外国為替等審議会の答申等を尊重しつつ、関税改正案を作成し、税制調査会に諮る。

4.1月~2月

  • 成案を基に作成した関税定率法等の改正法案は、閣議決定を経て国会に提出。
  • 国会での審議、採決を経て、可決・成立し、公布される。

 

 

参考資料

関税改正の流れについて : 税関

毎年度の関税改正 : 財務省