オタク気質が重宝される時代。
おはようございます。
様々な検索エンジンのおかげで、
ネット環境とツールさえあれば
自分の頭に記憶しておかなきゃならない情報量が大きく減った。
仕事で"成功"するには、記憶力の高さが
重要な役割をしていた時代はとうに過ぎ去ったにもかかわらず、
記憶力を試すような教育が、現在でも継続している。
ただ、コンマ一秒で回答を膨大に提供できる検索エンジンが
あらゆる人の身近に存在するこの時代に、人の記憶力が求められる
状況は、恐らくほとんどないのではないか。
では人間に必要なスキルは何か?
その一つに、一つのことを極める力を挙げたいと思う。
(もちろん一つ以上あっても良いけれど。)
あの分野については彼に聞け、と周知されるほどに
特定の物事を極める力。
あれもこれもは検索エンジンの仕事。
特定の分野の専門家になり、その情報を必要とする人に
知識を売ることが人間の仕事。
当然、極めるにはその対象と相当時間を過ごさなければならない。
当たり前だが、嫌いなことでは無理だろう。
好きなことを見つけ、それを誰にも負けないほどに
徹底的に極める。
つまりは、好きなことを仕事にしないと生き残れない。
そんなわくわくする時代に、我々は生きているのかもしれない。
.