不運には、自分を変える力があるか。

おはようございます。

 

たとえば、

試験に落ちたり

想いを寄せる人と結ばれなかったり

不慮の事故に遭ったり

希望しない異動辞令を受けたり

仕事で大失敗をしたり。

 

人生において、ぱっと見たところ

不運を感じざるを得ない出来事は

残念ながら誰にだって起こりうる。

 

そしてその不運に思える出来事とともに

悲しみや後悔、無気力といった負の感情が

ある種自動的にやってくるものだと思っていたりは

しないだろうか。

 

これらの不運は自分ではどうしようもない、

もうお先は真っ暗だ、と。

 

ただそんな時こそ深呼吸をして

客観的に自分とその起きた事実を見つめてみたい。

 

 ・不運に思えることすらポジティブに捉える人と自分は何が違うのか

 ・自分の近しい人に同じ出来事が起きたとしたら、何と声を掛けるか

 ・この不運によりどのような最悪な事態が起こりうるのか

 ・そしてその最悪の事態は、なぜ最悪の事態なのか

 ・もしこの不運にすら意味があるとすれば、それは一体なにか

 

起きた出来事をまったく無かったことにすることは

難しいかもしれない。

むしろ多くの場合、例えば試験に落ちた事実のように

出来事を変えることは物理的に不可能なことだらけだろう。

 

では、自由に選択できることは何か?

 

それはきっと、起きた出来事に対する

"解釈の仕方"ではないだろうか。

 

不運を感じる感情は、いつかは過去のものとなる。

 

未来の自分がこの不運に意味を見出すことができるよう

変えられない不運な出来事に屈しそうになったときにこそ

自分と自分の心のつながりを強化していくことが大事だ。

 

きっと精神論ではどうにもならないケースが多いだろう。

 

だからこそ自分と自分の心を支えてくれる”目的”を明確にして

目先の出来事に一喜一憂しないこと。

それは、「これは不運じゃない!」と恐れる心の声を押し殺してしまうのではなく

心の声を十分に聞きながら、かつ先の質問を繰り返し

出来事に心を振り回されないようにすることを指す。

 

これはきっと難しいけれど、決して焦らずに。

 

変えられない事実に悩み続けたくないのなら

変えられる側面に注目してみてはどうだろう。

 

 

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