為替レートの種類について。

為替レートの種類について

 

本日のテーマ
「為替レートの種類」を知る。

 

概要
  • 銀行は為替・金利の変動リスクを避けるために適切と判断するドルの持高をその時々で調整しており、外国為替には直物相場と先物相場がある。

 

直物相場と先物相場
  • 「直物相場」:銀行と顧客との外国為替取引に関しては、当日中にその受け払いを行う場合に適用する相場であり、銀行はTTB(電信買い相場)とTTS(電信売り相場)を公表している。
  • 先物相場」:将来の一定の期日または期間を予約の実行日または期間と定めて、銀行と外貨の決済を行うレートをあらかじめ取り決めておく場合の為替相場のこと。

 

対顧客相場の決定
  • 銀行が顧客取引に適用する為替相場は、同時点での銀行間市場(外国為替市場)における実勢相場に銀行のマージンを加味して決定される。
  • 先物為替取引においても、先物相場決定時点での市場の直物相場をベースとする点は同じだが、先物相場は、直物相場に加え、売買する外貨(例:米ドルと円)の金利差が反映されたスプレッドを調整して決定される



参考資料

為替レートの決定方法:ジェトロ


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