BAF, CAFについて。
BAF, CAFについて
本日のテーマ
「BAF, CAF」を知る。
概要
- BAF:燃料(重油)価格の変動に対して調整される割り増し料金
- CAF:為替レートの変動に対して調整される割り増し料金
BAF(燃料費調整係数)
- BAF: Bunker Adjustment Factor
- 燃料費調整係数、いわゆる燃料割増料金のことで、燃料(重油)価格の変動に対して調整される割り増し料金を指す。
- 航路によって異なる名称が使われることがあり、BS (Bunker Surcharge)、EBS (Emergency Bunker Surcharge)、EFAF (Emergency Fuel Adjustment Factor)、FAF (Fuel Adjustment Factor)などともいわれる。
- 一般的にトン当たり、あるいはコンテナ当たりで料金が決められている。
- 最近ではBAFの一環として窒素酸化物の排出量を規制している国向けのNOx Emission Surcharge、Carbon Tax Surcharge、Low Sulphur Fuel Surchargeといった割り増し料金が適用されることもある。
CAF(通貨変動調整係数)
- CAF: Currency Adjustment Factor
- 通貨変動調整係数のことで、為替レートの変動に対して調整される割り増し料金を指す。
- CS (Currency Surcharge)ともいわれる。
- 一般的に基本料金に対する割合(%)で価格が決められている。
- 東南アジア航路などでは、日本円の高騰に対して課徴するYAS(Yen Appreciation Surcharge)も適用される。
参照記事↓
参考資料
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